ゲル化剤はゼラチン禁でも大丈夫?カプセルのセルロースは?

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  • 私は大人になってから次々に発症する食物アレルギーに悩まされています。
    くしゃみ・鼻水から湿疹・口内炎、もっとも分かりやすいのは唇の炎症です。

    小麦・米・そば・大豆・小豆などで即時型アレルギーが出るので、しかたなく糖質制限にちかい食事をすることにしました。

    鶏肉を食べた日は大丈夫でしたが、豚肉を食べた日は重い症状が出ました。
    なんと、豚肉もアレルギー対象だったんですね。
    すでに卵と乳も除去していますが、豚も、とは。

    そして、よく飲んでいたサプリメントの表示を確かめると、カプセルの原料が「ゼラチン」と書いてあります。
    ゼラチンは豚肉由来なので、豚肉アレルギーの人はゼラチンもNGとなります。
    わ~! せっせと飲んでいた~!!

    それなら、市販のゼリーはどうか。
    市販のゼリーにはたいていゼラチンではなく「ゲル化剤」が使われています。
    だったら安心…

    ちょっとまって、「ゲル化剤」ってなんですか?

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    ゲル化剤ってなにから出来ているの?天然由来の多糖類

    Wikipediaによると、食品添加物の「ゲル化剤」 とは増粘安定剤のこと。
    増粘安定剤は用途によって3つの表記があります。

    ゼリーのような半固形状の「ゲル化」に使うときは、「ゲル化剤」と呼びます。
    食品にとろみをつけるときは「増粘剤」、食品をくっつけて形崩れを防ぐときは「安定剤」と表示されます。

    「ゲル化剤」は、ほとんどが天然由来の多糖類 です。
    ちなみによく目にする「増粘多糖類」は、多糖類を2種類以上混ぜて増粘目的で使うときに表示します。
    2種類以上混ぜると、ゲル強度や離水率などが変化して、食品の仕上がりがもっといい感じになるらしいのですね。

    ゼリーの「ゲル化剤」も、どの多糖類がいくつ使われているか秘密にして表示できます。

    よく使われる多糖類の種類は、

    ペクチン(果物・野菜などから抽出)
    グアーガム(グァーガム)(グアー豆から抽出)
    タマリンドガム(タマリンド豆から抽出)
    カラギーナン(紅藻から抽出)
    ローカストビーンガム(キャロブ豆から抽出)
    キサンタンガム(とうもろこしから微生物によって生成)
    カードラン(ブドウ糖から微生物によって生成)

    があります。→参考元サイト

    食物アレルギーは、主にその食物がもつたんぱく質が体内に入ると、体が抗体を作ることで発症します。
    多糖類はたんぱく質ではないので、アレルギーの観点からは安全ですね。

    ただし、食品添加物に敏感な人から見ると、許容できないものもあります。
    キサンタンガムの原料のとうもろこしは、多くが遺伝子組み換えのものです。

    また、ダダモの観点から見ると、A型はグアーガムとカラギーナンがNG(避けた方がよい食べ物)です。
    「ゲル化剤」の表示ではそれらが含まれていても、分かりません。

    アレルギーは発症しないかもしれませんが、積極的に摂るべきものでもないでしょう。

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    薬やサプリメントは必要!ゼラチンを使っていないカプセルは?

    私は薬やサプリメントをしばしば飲みます。
    サプリメントのカプセルのゼラチンを避けようとすると、多くはセルロースカプセル になります。

    i-Herb.でサプリを見ていると、「植物性セルロース」なんて書かれています。
    じゃあ「動物性セルロース」があるのかというと、そうではありません。

    セルロースは植物の細胞壁のことですからね。
    ベジタリアン対応ということをアピールしているだけ。

    セルロースは、木や草などの植物繊維を化学的に加工したものです

    食品だと、よくピザ用の溶けるチーズや粉チーズに入っています。
    なお、薬品やサプリのカプセル以外の食品に添加してもOKになったのは、2007年と比較的最近のことです。→参考サイト

    といっても、セルロースも多糖類(人間の体内では難消化)ですから、アレルギーは大丈夫だと思います。

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    まとめ

    豚肉ゼラチンがNGの人にとって、ゼラチンでなく「ゲル化剤」で固められた市販のゼリーは安全です。

    一方、薬やサプリメントのカプセルは、ゼラチンを使っているものがあります。
    表示をよく見て、ゼラチンを使っていないものを選びましょう。

    管理人は米にもアレルギーがあるため、ゼラチンを避けて「veg capsuls」(べジキャップ)にしたら、「rice flour」(米粉)がNGでした。
    その場合、セルロースのカプセルのものを選べば大丈夫でしょう。

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    とはいえ、「ゲル化剤」も「セルロース」も食品添加物には変わりありません。
    積極的に摂っていいものではありませんので、ご注意くださいね。


    ココ