非嘔吐過食の原因とは?これが分かれば治療法が分かる!

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  • 非嘔吐過食の原因は2つです。
    これを知らずに、体重やダイエット、どれだけ食べたかに目を奪われていませんか。

    原因が分かれば治し方もあります。
    まずは、いったい自分がどうしてこうなっているのか、理解しましょう。

    わけのわからない不安が1つ解消すれば、それだけ非嘔吐過食の回数や規模が小さくなりますよ。

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    非嘔吐過食の原因はATP不足!代謝が落ちているから!

    非嘔吐過食の原因の、栄養面・身体面は、ATP不足です。

    ATPとは体中の細胞が利用できる、エネルギーの最小単位のことです。
    ブドウ糖が最小単位ではないのですよ。

    おなかが減ってくるとぼーっとしたり、ソワソワしたり、体に力が入らなくなったり。
    「今すぐ甘いものを補給しなきゃ」ってなりますよね。
    これは、血糖値が下がってATPが切れたからなんです。

    ふつう、健康な人では、血糖値が下がったら肝臓に貯蔵してあるグリコーゲン をブドウ糖に分解して使います。
    血液に入ったブドウ糖は全身に運ばれてATPが作られます。
    肝グリコーゲンが減ってきたら、血中アミノ酸から肝臓でブドウ糖を作りだし(糖新生 )、同時に脂質代謝に切り替わって、体脂肪からATPが作られるはずです。

    ところが、代謝が悪い人は脂質代謝が回らないので、すぐブドウ糖が欲しくなります
    呼吸をしているだけでもATPは消費されるのですから。

    学校や仕事で、すぐ食事がとれない場合は、ブドウ糖に対する渇望がつのり、本当にしんどい時間を過ごすことになります。

    そしていざ食べられる時間になると、過食してしまいます。
    1人になると過食欲求がやってくる人も多いと思います。
    人は、ストレスのある環境から、リラックスできる環境に移行するとき、煙草を吸う、ビールを飲む、なにか食べる、という行為をしやすいからです。

    逆にストレスがなくても、ATP切れが原因で過食することもあります。
    砂糖や精製炭水化物を食べると、かえっておなかが空くことありませんか?
    短ければ3時間で血糖値が下がりますから、休日などは食べ続けてしまいます。

    ATP切れからくる非嘔吐過食を防ぐ食事とは?

    摂食障害の食事療法として、ふつうの人が食べるバランスの良い食事を日に3回、時間を決めて食べる方法があります。
    もし過食してしまっても、次の食事の時間にはきちんと食べて、栄養不足と飢餓をいやす方法ですね。
    すでに肥満の私にはまったく効かなかったですけど…

    むしろきちんと食べるより、精製炭水化物を食べないことが有効だと思っています。
    個人的には、です。
    で、精製炭水化物をやめるには、代わりに食べるものを選ぶ必要があります。

    1. 高たんぱく質食(糖質制限)
    2. 未精製炭水化物(玄米やオートミール、あるいは芋類、果物、野菜で菜食)

    私は糖質制限がうまくいかず、現在はナッツを食べるヴィーガンをやっています。
    未精製炭水化物でもインスリンが過剰反応するため、穀物はあまりとれません。
    ここまで来てしまうとけっこう極端な食生活で不便です。

    なお、ATP切れを防ぐサプリとしてはマグネシウムが挙げられます。
    ATP産生にかかわるミネラルで、お通じにも利き、しかも不安やイライラを鎮めてくれます。
    吸収がよいのは「クエン酸マグネシウム」です。

    関連記事:「非嘔吐過食の治し方とダイエット方法の選び方」

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    非嘔吐過食の原因は対人関係!生きづらくありませんか?

    もう1つの原因は、対人関係のストレスです。
    これがないという人はいないと思います。
    もし正しい食事をしようとしても、ストレスが爆発したら、どうしてもお菓子やケーキ、脂っこいものやお酒などを過食してしまうでしょう。

    それはあなたの心を守るために必要な手段だからです。
    でも、その手段でかえって自分が不利益をこうむっていませんか?
    ストレスから自分を守る方法を他に手に入れれば、過食を手放すことができます。

    非嘔吐過食の人は、子ども時代に適切なコミュニケーションを学ぶことができなかったかもしれません。
    親からの虐待や、学校でのいじめ、レイプなど、あきらかなトラウマがある人もおられるでしょう。
    また、そういうことがないのに漠然と苦しんでいる人も、親が適切なコミュニケーションを用いていなかったので、自尊心を育てることができなかった可能性が高いです。

    これについては、まず対人関係療法が一番効くと思います。
    関連記事:「対人関係療法の効果とは?病院と本を紹介!」

    親や彼氏、配偶者にイライラしては後悔したりしている人は、現在の対人関係で適切なコミュニケーションを使うことができていません。
    親から学んでいないので、使えないのも当然です。
    でもこれから身につけていくと、次第に楽になっていきますよ。

    とりあえず本を1冊買ってじっくり読んでくださいね。
    そして一番身近な人に対するコミュニケーションを、こっそり練習してみます。

    対人関係専門のクリニックが関東にありますが、自由診療ですのでお金がかかるんですよね。
    ハードルが高いと感じる人は、まずは水島広子先生の本を1冊読んでみてください。
    摂食障害のいろんなケースが載っていて興味深いと思います。

    カウンセラー・大嶋信頼さんの書いた本も、私には役立ちました。

    関連記事:大嶋信頼は効果あり!人間関係の改善で非嘔吐過食が止まった
    関連記事:「トラウマを治す方法とは?根底にある「蔑まれる恐怖」を消す!!」

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    まとめ

    非嘔吐過食の原因は、基本的には対人関係ストレスです。
    あまりにも毎日が不安なので自分を麻痺させるために、非嘔吐過食がどうしても必要なのです。

    でも非嘔吐過食で食べるものは、血糖値が急激に上がりやすい、砂糖や精製炭水化物(菓子パンやスナックなど)。
    そういうものを大量に食べ続けていると、血糖値調節機能が狂ってしまい、すぐATP切れするようになって、過食が激化します。

    食事面では、個人的には精製炭水化物をやめることが重要だと思っています。
    白いごはんとバランスのよいおかずを3食しっかり食べられる人は、それが一番。
    それが無理なら、糖質制限未精製炭水化物食か、体質に合う方を選ぶことになるでしょう。

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    メンタル面=対人関係スキルについても、並行して取り組むといいです。
    対人関係療法は、摂食障害に有効な治療法であることが科学的に証明されています。
    摂食障害ではないですが、人間関係が苦痛な人には大嶋信頼さんの本もおすすめです。


    ココ