BOOCSダイエットとは?脳を癒す、心を癒す

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  • BOOCSダイエットってご存知ですか?

    1990年に九州大学の教授だった藤野武彦氏が提唱したダイエットです。
    1日1快食・・・・と、「禁止の禁止」「快の原理」 が特徴のダイエット。

    1日1快食や黒糖紅茶も重要なんですけれど、本当に重要なのは「禁止の禁止」なんですよ。
    これが理解できると、ストレスが減って、過食が減るというしくみ。

    成功と失敗のポイントと、管理人の体験談についてお伝えします。

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    BOOCSダイエットのやり方!1日1快食

    BOOCSダイエットには2つの面があります。

    そのうちの1つが「1日1快食」

    ものすごくざっくりいうと、夜に和食中心(洋食も可)におなかいっぱい食べるんです。

    翌朝はおなかが空いていないので、水分中心にすませます。緑茶、具なし味噌汁、黒砂糖入りの紅茶など。

    昼もできれば黒砂糖紅茶かりんご。
    おなかが空くのなら、ざるそばやおにぎりなど軽い食事にしておきます。
    夜の快食が楽しみに待てる程度のつなぎとして食べます。

    間食したくなったら、黒砂糖をかじったり、紅茶に入れたりしてOKです。

    BOOCSの食事面の特徴は、1日1回ガツンと食べることで食欲を抑えるということ。
    また、食事を軽くする朝~日中に、血糖値維持のため黒砂糖とりんごを推奨するというところです。

    糖質制限の観点からみると、空腹時に黒砂糖をとるのはいかがなものか、と疑問も感じますね。

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    BOOCSダイエットのカウンセリング効果!?

    BOOCSダイエットの指導は、藤野氏の診察やセミナーで受けられるほか、書籍が出ていました。
    体験談が雑誌に載っていたこともあります。

    書籍や、藤野氏の診察を受けた人のブログ記事を見ていると、藤野氏の人柄が温かく、大きなカウンセリング効果を持っていることが分かりました。
    これがBOOCSダイエットのもう1つの面です。

    藤野氏は、患者さんの個性を受け入れ、患者さんがどんなストレスを受けているか理解されています。
    ですから単なる診察や指導でなく、患者さんは見守られ応援されている気がするのです。

    BOOCSというのは、

    • Brain(脳を)
    • Oriented(目指した)
    • Obesity/Oneself(肥満もしくは自己)
    • Control(調整)
    • System(方法)

    の頭文字をとったものです。

    藤野氏は循環器科の医師で、心臓病の患者さんをダイエットさせる必要があって、BOOCSダイエットを考案しました。

    最初は管理栄養士的の指導するカロリー制限です。
    これがなかなかうまくいかない。
    教育入院でやせても、退院するとリバウンドしてしまう。

    藤野氏は「これは患者さんが悪いのではなく、ダイエット方法が間違っているのだ」と考えました。
    食事制限があらたなストレスになり、「脳疲労」を増やしているから、食行動が悪くなる。

    では「脳疲労」を解消する方法は、というと、一番身近で簡単な「心地よく食べること」だったのです。

    私は『至福のダイエット革命』という本を繰り返し読みました。
    読むと安心するのです。
    とりわけ好きなところは、いろいろな人の体験談でした。

    ある人がBOOCSのセミナーを受けて聴いた話が好きです。

    セミナーで別の人が、「子どもが肥満で不登校なのですが…」と質問しました。
    藤野氏は「では学校をやめさせたらいいではないですか。健康と学校、どちらが大切ですか」と答えます。

    また別の人が「会社を経営していて、そのストレスが大きい」といいました。
    すると藤野氏は「ではいまある会社をやめて、まずは健康になりましょう。健康になれば、もっといい会社ができる、もっといい仕事ができますよ」と答えます。

    ストレスの元が学校や会社なら、ふつうはそれを簡単にやめることはできないから、みんな我慢しているわけですね。

    でもほんとうにそうですか、とこのエピソードは呼びかけています。
    ほんとうに自分を大切にしたいのなら、勇気を出して我慢することをやめませんか、と。

    BOOCSの肝は「禁止の禁止」「快の原理」にあり!

    BOOCSでは1日1快食のやり方に注目が集まり、「結果的にカロリー制限ってことだね」「黒砂糖にダイエット効果が?」ということになりがちです。

    でもほんとうに効果があるのは、上記のような自分を大切にする考え方です。
    そうすることで「脳疲労」が解消され、食欲や食行動が正常化するというところです。

    自分を大切にするには、

    「禁止の禁止」:自分を抑制・禁止することをできるだけしない

    「快の原理」:自分にとって心地よいことを一つでもはじめる

    という原理に従えばよいのです。

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    管理人のBOOCSダイエット成功談と失敗談

    私は、大学生のときにカロリー制限ダイエットをし、リバウンドして非嘔吐過食症になりました。

    最初にダイエットを始めたとき62kgくらいで、カロリー制限と有酸素運動で52kgまでやせました。
    身長は164.5cmで骨太だからか、やせるのが急激だったのか、52kgで生理が止まりました。
    そのあとプツンと糸が切れて過食し、リバウンドします。

    嘔吐しないタイプだったので、80kgを越えるまで食べ続けました。
    そのときにBOOCSダイエットの本を見つけ、さっそくやってみたところ、65kgまでするするとやせました。

    あまり苦労した覚えがありません。
    15kg減に成功したのは、肥満で、若くて代謝も正常だったからでしょう。

    65kgだと標準体重を越えていますので、標準体重の59kgまでやせたいと思いました。
    一時期59kg台になりましたが、そのときはもっともっとやせたいと思っていました。
    しかし結局、それ以下にやせることはできませんでした。

    やせようとするとカロリー制限になって、脳疲労が増してしまうからです。
    1日1食にするために我慢して、空腹を紛らわすのに黒糖紅茶をがぶがぶ飲んでいたため、のちのち低血糖症になり後悔することにもなりました。

    BOOCSダイエットでは、そもそも摂食障害の人には向かないといっています。
    また体験談でも肥満から過体重・標準体重になった程度の人が多いです。

    しかも私は、藤野氏の診察を受けていたのではなく、1人でなんとかしようとしていました。
    どうしてもダイエットの方法、食事の仕方にとらわれ、心のケアをせず脳疲労が増大してしまったことが、失敗の原因でした。

    私は大学に入ったときにアイデンティティーと目的を見失いました。
    52kgになったとき女性性の拒否もありましたし、大学で友人をつくることができませんでした。
    社会に出るのも怖く、就職活動がものすごく大変で恐ろしくて無意味なことに思えました。

    かろうじて大卒の資格は手に入れたものの、私は社会からドロップアウトしてしまいました。

    私は非嘔吐過食の症状とダイエットではなく、自分の内面と向き合うべきでした。
    しかしいま振り返ってみても、それはなかなかむつかしい環境だったと思います。
    親と折り合いが悪く、友人もおらず、病院へ行くべきだとも知りませんでした。

    このように過食症の人が、ストレスの本質に目を向けず、ただ食べることで脳疲労を癒すのは不可能です。

    ですから、過食症の人にBOOCSダイエットのやり方はおすすめしません。
    私は現在は、BOOCSとはちがうダイエットをしています。
    でも心のケアについては、「禁止の禁止」「快の原理」がすごく大事だと改めて思います。

    中古なのでリンクが切れていたらすみません。

    まとめ

    BOOCSダイエットは「禁止の禁止」「快の原理」によって脳疲労を癒し、心を癒します。

    具体的なやり方は1日1快食と黒糖の間食ですが、過食症の人にはおすすめしません。
    また、空腹時に黒糖をとることで、食欲が抑えられる人と、かえって爆発する人とがいます。

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    それよりも、自分を自分で禁止・抑制することをやめ、自分の好きなこと、心地のよいことを一つでも始めましょう。
    勇気をもってストレスのもととなる環境から脱し、健康になりましょう。
    そちらのほうが重要だと思います。


    ココ